富野由悠季さん、展覧会で語った反省 「ガンダム、敗北感しかない」 「逆襲のシャア」への絶対的な諦め
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000001-withnews-sci&p=1
―今ならもっと良い物を作れたという反省があるのでしょうか。
「優れた作品というのはやはりこんなものじゃないです。何が一番足りなかったかというと、単純に学力がなかった」
「例えばダンテの『神曲』は、大学生の時に読んでただただすごさを感じた。20年ぐらいたってから、
なぜダンテがあれを書けたのか分かった。ダンテが生まれ育った土地が持っている伝承話を集めて、
集大成にして自分の物語ラインに持ってきた。そういう構造があって神曲が書けたんだと分かった」
「その時に、自分の妄想だけで戯曲、詩の一つも書けると思うなよと感じたんですよ。作家たる人は、
それをみんなやっている。自分の人生の機微や、じいちゃんばあちゃんが言っていたこと、色んな小説
を読む中で身につけていった学識などで作っていると感じています」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000001-withnews-sci&p=1
―今ならもっと良い物を作れたという反省があるのでしょうか。
「優れた作品というのはやはりこんなものじゃないです。何が一番足りなかったかというと、単純に学力がなかった」
「例えばダンテの『神曲』は、大学生の時に読んでただただすごさを感じた。20年ぐらいたってから、
なぜダンテがあれを書けたのか分かった。ダンテが生まれ育った土地が持っている伝承話を集めて、
集大成にして自分の物語ラインに持ってきた。そういう構造があって神曲が書けたんだと分かった」
「その時に、自分の妄想だけで戯曲、詩の一つも書けると思うなよと感じたんですよ。作家たる人は、
それをみんなやっている。自分の人生の機微や、じいちゃんばあちゃんが言っていたこと、色んな小説
を読む中で身につけていった学識などで作っていると感じています」
【富野由悠季「作家に必要なのは学力。個人の妄想からは何も生まれない」】の続きを読む