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予告








































第22話『シン』
死者とは過去なので交われない。シンは心の中で否定され続ける。誰からも置いていかれる。
モルフォは自爆により完全に停止。シンはレギンレイヴの中で呻く。
1体のレギオンが近づいてシンは死を望むが、遠くからの狙撃でレギオンは破壊される。
シンの視線の先にいたのは共和国の軍服を着た女性。シンは外部スピーカーを使って話しかけ、支援の感謝を伝える。女性の言葉は字幕生成システムにより文字化。
シンは数名なら保護できると言うが、女性は自分と一緒に戦う部下を見捨てていけないと断わる。部下と通信するため女性は「パラレイド」をオンにする。部下を制する女性の声は聞き覚えがあるもの。
戦う理由を話した女性は、自分が旧共和国防衛部隊指揮官のヴラディレーナ・ミリーゼだと名乗る。
シンは思わず「少佐…」と呟くが、何故死者のために戦うのかを問う。
レーナは今話しているのがシンだと気付かず、忘れないでと言われたからと答える。共に戦った86の全員を先へ連れて行きたい。戦い抜いて生き抜いたから今そこにいる。それを誇って良い。
レーナに言われてシンは涙を流し、表情が緩む。
そこへレギオンの部隊が接近してシンは戦おうとするが、ようやく追いついた連邦の部隊が救出に駆けつけた。
レーナの部下であるシデンはシンの死神マークを見て「アンダーテイカー」と気付き伝えようとするが、レーナはヘリのマークを見てギアーデ帝国のものと言う。レーナはアンダーテイカーのマークを見た事がないので気付かなかった。
グレーテからの通信に始まり、ライデンたちやノルトリヒト戦隊の全員から通信が入る。生き残りがいると思っていなかったシンは再び涙を流す。ファイドもひっくり返っているが無事であり、むしろ動かなくなったシンが心配されていた。
誰も先には行っていない。
エルンストから通信。本作戦終了後、連邦軍は旧共和国の救援作戦を実施する。死なせたくない人間もいるのでシンは残る。
フレデリカは爆発の瞬間、キリアに助けられていて無事だった。シンの拳銃はなくした。
レーナに名乗らなくて良いのかと問われるが、シンはまだ名乗れないと答える。レーナがたどり着いた先に見る景色は戦場ではない。
フレデリカは答えが出ていると言う。レーナが辿る道はシンが先に通る道。ならばシンがたどり着くのはどこ?

シンが報告書の提出に来たタイミングで、グレーテが録音されていたシンとレーナの会話を流し、楽しそうに作戦室を後にする。
少佐の顔はよく見えなかった。アンジュはシンとレーナの会話を茶化し、セオトは声が逞しくなっていたと言い、ライデンは戦って生き残ってきたなら変わると言う。
クレナは色々あったけど良かったと大泣きした。

次回、第23話『ハンドラー・ワン』

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たどり着けなかった先へ。同じ思いのはずなのにシンは後ろ向きでレーナは前向き。
願い通りレーナはシンたちを忘れずに、意志と生き方を受け継いで追いついた。だからシンは自分を許せたのかもしれない。
レーナの生存に気付き、仲間の生存を知り涙するシンを観られて本当に良かった。

※追記
eigotoka 〜海外スレ翻訳所〜 さんのサイトより『アニメ海外の反応』「86―エイティシックス―」第22話

マンガ版はマンガUP
https://magazine.jp.square-enix.com/mangaup/original/86/
で途中まで読めます。

小説版はカクヨムで読めます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885551439

 




86―エイティシックス― (電撃文庫)
安里 アサト
KADOKAWA
2017-04-09