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貫之の婚約者であるさゆりも当然のようにシェアハウスきたやまでご飯。実家に連れ戻したいらしい。
さゆりから貫之への「あーん」に刺激されて、シノアキとナナコも恭也に仕掛ける。恭也も貫之も気が気でない。

さゆりは貫之が子供の頃から一緒にいて、本当の姉だと思っていた。しかし婚約者というのは親が勝手に決めた事で、貫之にその気はない。

冬休み。貫之なりに美少女ゲームの文法を理解して全て書き直した。恭也による評価は完璧。
背景も山科から順調に上がってきている。
ナナコが作ったメロディは良くできている。アレンジも難しくない。安心したナナコは恭也に抱きついて充電させてもらう。ナナコの恭也に対する距離感が近いのは考え過ぎ?
山科の背景はシノアキの絵に合う。シノアキは本来の画風と変えてもすごい。シノアキから男女の絡みシーンを質問されて恭也はたじたじ。デッサンのためとはいえ、ボディタッチされると身構えてしまう。

河瀬川は恭也がどんな裏技を使ったのか問う。恭也は売るためのソフトだからそれに合わせるよう、貫之とシノアキにお願いしただけ。恭也のやる事なら信じたくなると河瀬川は納得。

恭也とシノアキで買い出し。勝手に着いてきたシノアキは自分で良かったのかと聞く。今日はクリスマスイブだから。

年が明けてテスト版が完成。発売日は 4/29 だが時間があるとは言えない。

恭也が貫之の部屋を訪ねるとさゆりが貫之に迫っている。どうしたものか。こたつで悩む恭也の両隣にシノアキとナナコ。これも悩み。

恭也はバイト中にナナコから、昨日はシノアキの部屋で何をしていたか聞かれる。やましい事はないが誤魔化して逃亡。このままだとゲーム製作の進行に悪影響が出かねない。ナナコが手伝いに来てわざと恭也に体を押し当てる。負けないから。
もう勘違いでは済まされない。

流石に困った恭也は河瀬川に相談。いきなり怒鳴られる。
普通に良い子だと思うが、どちらが好きという事はなく、断らず煮え切らない態度で今に至る。
女の立場からすればクソ野郎。しかし制作の立場としてそうせざるを得ないのもわかる。密室で2人きりにならないようにする、そういう会話の流れにならないようにするくらいしかアドバイスはない。
話を聞いてもらえて楽になったと言う恭也に河瀬川も取り込まれかけるが、制作が終わったらケリをつけるように言う。

恭也と貫之の打ち合わせ中、さゆりが何とか間に入ろうとするが貫之に拒絶されて帰る。貫之の疲労もわかるので恭也は休むように言う。
この日を境にさゆりは来なくなった。

1週間経ち、さゆりは恭也と話をするために現れる。
港へ連れて来られ、さゆりは明日帰ると言う。その前に恭也と貫之の関係を聞きたい。肉体関係、あるわけない。
貫之は鹿苑寺家の子息なので、実家に戻れば安定した生活が保証される。恭也は貫之の幸せを保証できるのか?
できない。しかし貫之が自分で選んだ道。幸せになるなら祝福したい。
ならば貫之は幸せなのか?
少しピンチ。だからゲームを作っているし、勝算はある。
熱意と決意は理解した。貫之を幸せにしてあげてほしいと言い残し、さゆりは帰る。

次回、第8話「『結果』を出して」

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さゆりさん、恭也を送ってあげて…

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