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ヴェルドラ、うっかりしそう。
ベニマルたちはユーラザニアへ。ガゼル、エラルドたちは帰国。ヨウムたちは国盗りへ。ディアブロは国盗りを早々に終わらせるつもり。


ヤムザが率いるクレイマンの軍勢がユーラザニアへ到着するがもぬけの殻。行軍中、商人からヴェルドラが復活したという話を聞いた。ファルムスの軍はヴェルドラによって全滅。しかしヴェルドラも復活したばかりで力が戻っていない。
クレイマンはファルムスに送っていたスパイが消えたのも確認しているので話は通る。今ならヴェルドラを手駒にできるかもしれない。

フレイの居城にはミリムがいる。その経緯は、クレイマンの悪巧み。
以前ミリムが遊びに来た時、フレイはミリムにペンダントをプレゼントしてつける。しかしそのペンダントはクレイマンが禁呪法デモンマリオネットの効果を付与したものであり、ミリムはクレイマンの操り人形となった。
鬱憤が溜まっていたのか、クレイマンは無抵抗なミリムを暴行。フレイはそれを見て無様な男だと思う。ミリムには自己防衛回路スタンピードがあって、制御不能になる。巻き込まれるのはイヤ。
クレイマンはミリムを支配し、計画を立てたのは自分なのでフレイも自分の手駒だと言う。
フレイから見てクレイマンは物事の本質を見抜けない。ワルプルギスも始まる、クレイマンも長くはなさそう。

暗黒皇帝ギィ・クリムゾンの元へ魔王レオン・クロムウェルが訪れる。ギィはレオンを欲しがっているようだが、レオンにその趣味はない。
ワルプルギスへ参加の打診。借りを作ってもレオンに参加してもらいたい。提案者はクレイマンだが、賛同者にミリムがいた。カリオンの死も怪しい。証拠を残さないようレオンへの嫌がらせもしていたが、今回は見過ごせない。慣れ合いは嫌いだがレオンも参加する。
リムルは魔王を僭称(せんしょう)しているが、実力があるなら問題ない。ギィとミリムが別格なだけで、レオンも強い。

ヴェルドラが復活した。その話になると開いた空間からヴェルドラの姉であ白氷竜、氷の女帝ヴェルザードが現れる。2年程前に反応が消えたから死んだと思っていた。スパイによるとクレイマンのせい。封印が解けたのは偶然?
レオンの仮説。誰かが作った亜空間に封印ごと取り込まれていた。それなら誰かが封印を解いた事になる。レオンはそれがリムルだと考えており、ギィは面白いと言う。
クレイマン、ミリム、リムル、ヴェルドラ、これらの事態が繋がっているならワルプルギスは楽しいものになる。

ヴェルザードが感じるヴェルドラの反応は以前と比べ物にならないほど弱い。しかし暴れるのが隙なヴェルドラが大人しいのは不思議。
レオンの目的である特定召喚の目処は立っていない。死を待つだけだった子供たちを引きとる前に救った奴がいて、子供たちの異世界召喚に腹を立てており、各国に圧力をかける可能性がある。なので実験は終わり。ギィはそいつを消せばいいと言うが、その邪魔者こそリムル。
次のワルプルギスは荒れる。
レオンへ情報を伝えているのは帝国の商人だが正体は知らない。元人間の魔王であるレオンにとってはこの世の全てに優先する目的。

慎重なレオンにしては隙が大きいので、ヴェルザードが探るかお伺いを立てるが、ギィはレオンが頼ってきた時に助ければ良いと言う。
ヴェルザードは魔王に興味がないのでワルプルギスに参加しない。
大きな変革の予感で、ギィは数百年ぶりに胸の高鳴りを感じる。

次回、第43話「開演の合図」

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まだ開戦しないぞ。次回もきっとしないぞ。