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君塚とシエスタは3年間相棒だった。シエスタが亡くなり1年、今の君塚は高校3年として日常を生きている。

放課後の教室で君塚は見知らぬ女生徒に恫喝されていた。のどに手を突っ込まれたり抱きしめられたり。
女子生徒の名前は夏凪渚。名探偵の君塚に依頼をしに来た。数々の事件に関わっている証拠を出されて、助手で良いなら手伝う。渚が誰を捜しているのか捜してほしい。
夏凪は自分が誰を捜しているのかわからない。仮にXと呼称。心当たりもないが1年前に心臓移植を受けた後から。
記憶転移、夏凪が捜しているXは、元の心臓の持ち主が会いたがっているの人物。科学的に実証されていないが、症例は多くある。なのでドナーの身近な人。
会いたがっているのは夏凪ではなくドナーなので解決と君塚は言うが、夏凪は心残りで、心臓を引き継いでも会いたがっていると返す。会わせてあげたいと言う夏凪に負けて君塚は手伝う事になる。

君塚は夏凪と待ち合わせた現場で強盗を捕まえ、後からやってきた刑事の加瀬風靡に、この街の犯罪7割に関わっていると嫌みを言われる。
君塚は風靡に夏凪の事で訪ねるつもりだった。事情を話すが忙しいからと断られる。しかし勝手に後を着いてくるなら好きにすればいい。
別荘(刑務所)に到着。風靡は20分他の仕事をするので、その間だけ人間をやめたオッサンとの面会を許可される。面会に行ったのは前話で捕まえたコウモリのところ。コウモリはもう視力を失っているが聴力は相変わらず残っている。
コウモリに事情を説明。コウモリなら心臓の生前の持ち主に会っているかもしれないと思って連れてきた。100キロ先の話し声も聞こえるコウモリは、もう夏凪の心臓の判別がもう済んでいる。
説明するよりこうした方が早いとコウモリは耳から出た流動体で夏凪を攻撃するが、それは届かず塵のように消える。コウモリはシエスタを二度と攻撃できない。つまり心臓の持ち主はシエスタ。
コウモリは最初からシエスタが来たのだと思っていた。
君塚は夏凪と会ったのも、シエスタの心臓が夏凪の中にあったのも偶然だと言い、夏凪は君塚を平手打ちする。これは夏凪の意志。偶然ではない、この心臓はずっと君塚を捜していた。
君塚は夏凪を抱きしめ、そこにいるのかと話しかける。

風靡は最初から全部知っていた?その問いに答えは返ってこない。
君塚は夏凪にこのままではダメだと思えたと感謝する。その心臓が誰のものであろうと夏凪は自分の人生を生きていい。
帰ろうとする君塚に夏凪が声をかけて振り返ると、左目に眼帯をした少女がいた。名探偵さんに解決してもらいたい事がある。

次回、第3話「それが、唯にゃクオリティ」

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フィクションなので割と冒頭で予測できそうな話。コウモリとの会話も聞いてみると最初から核心を突いている。