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生き残ったのはシンエイ、ライデン、セオト、アンジュ、クレナの5人。
新型の試し撃ちついでで4人が亡くなった。完成すれば共和国が滅ぶ。新型の声は覚えた、もう撃たせないだろう。ショーレイを見つけた、向うもシンエイに気付いた。

特別偵察任務。目標、最終的に到達できた地点。無期限、支援なし。後退した場合即時処刑。過去のスピアヘッドの記録。
レーナはアネットに助力を頼むが考えはない。アネットの鬱憤が爆発。
隣の家に住んでいたのは父の共同研究者でつきあいがあったが、その家族は86だった。兄とは歳が離れていたが、弟は同い年で友達。戦争が始まると86と仲良しだったのでいじめられ、弟の方に汚い色つきと言ってしまう。父は隣の家族だけでも助けるか悩んでいたがアネットは反抗し、次の日隣の家族は強制収容所へ送られた。レーナも同罪。
隣に住んでいた兄弟と母親は言葉にしなくても互いの気持ちがわかるという不思議な力を持っていた。アネットの父はその力に興味を持ち、ゲームのような研究をしていたが、無線に代わる新たな通信方法があると軍部に知られ、実用化するよう命令された。その結果でき上がったのがパラレイド。言葉を伝えるものだから動物では実験にならないため、完成までに多くの86が犠牲になる。被験者は子供ばかりで、アネットの父はそれに耐えられず自殺。アネットの父は自分が苦しんで死ぬべきだと思っていた、それなら友人を見捨てたアネットも同じ罪を負うべき。だから研究を受け継いだ。ハンドラーが自殺した調査依頼が来ていたので、原因のプロセッサーを連れて来れば助けられたかもしれないが輸送部が断った。誰も助けられない。

レーナは特別偵察任務の撤回を訴えるが、ジェロームは共和国を下劣な国家と断じて期待していない。

レーナは逃げるように指示するがシンエイは受け入れない。やっと自由になれる。進むためには戦うしかない。ショーレイを撃つためだとレーナが気付く。戦わないでほしいとレーナが願っても、戦わなければどこへも行けない。
シンエイはショーレイの最期の声を聞かれたくないので、もう繋いでこないでほしい。時間稼ぎはしていくのでレーナには生き延びるように言って通信が途切れる。

レフに最後の準備をしてもらい、残った5人はそれぞれ好きな事をする。翌朝、朝食後にレーナが繋いでこなかった話。雨は上がっている。ジャガーノートの座席にお菓子、最後まで子供扱い。5人と支援機のファイドが出発。

ショーレイの記憶。自分の無力に対する抱えきれない憎悪をシンエイにぶつけてしまった。シンエイを守れなかったが、今度こそずっと一緒。だからこっちに来い。

次回、第9話「さよなら」

共和国の中心と戦場しか映らないので、滅亡したと考えられているらしいが、世界がどうなっているのかイマイチわからない。
スピアヘッド戦隊が勝てるとも思えないし、全滅後にレギオンが共和国を滅ぼしてくれるとも思えないのでモヤモヤする。

マンガ版はマンガUP
https://magazine.jp.square-enix.com/mangaup/original/86/
で途中まで読めます。

小説版はカクヨムで読めます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885551439