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アントニオはオフィーリアの人格プログラムに自分を上書きした。未熟なオフィーリアに代わり使命を果たす。止めるならアントニオがサポートに付く前に止めるべきだった。
垣谷はマツモトでも解除不可能な特別製のロジカルバレットでディーヴァの人格構成プログラムの消去を行う。
AIの葬儀は最後のログを映像で流す。垣谷は人とAIの扱いの歪に嫌悪する。何故先生やヴィヴィのようなAIが誕生するのかを知るため40年待った。マルチタスクで捜索していたマツモトが到着しディーヴァを救助。可燃ガスが充満した室内で垣谷が発砲したため爆発、ディーヴァは窓の外へ脱出。
屋上ではマツモトとアントニオの戦闘。アントニオは旧ボディで物理攻撃、オフィーリアのボディで電磁線プログラムによる攻撃まで行い、地面にはウィルスの地雷らしきものまで配置されている。垣谷からの贈り物?マツモトのデータを覗き見る事もできるようで規格外。アントニオは観衆にも同業者にもオフィーリアにさえも不満を抱いていた。
垣谷は落下しながらもディーヴァを捕捉し攻撃。AIが人間の領域に入ってくるのが許せない。
ディーヴァは歌で人を幸せにする使命を丁寧に説明。全てを込めなければ、いつか垣谷がお客様になった時に最高の歌を聴かせられない。マツモトのボディが多数到着。
屋上ではマツモトがアントニオに反撃。地面にあるウィルスを全て掌握。マツモトとアントニオは違う。目的はオフィーリアの自壊を止める事だが、使命はパートナーと計画に準じる事。
シンギュラリティ計画を遂行する。垣谷が先生に求めた答えは?アントニオではマツモトを上回れない。アントニオはオフィーリアが何を想い歌い続けたかわからない。
アントニオも垣谷もマツモトによって無力化された。アントニオはオフィーリアに、自分のためだけに歌ってほしかったという答えにたどり着く。ボディを取り戻したオフィーリアは、自分が一番笑顔にしたいのはアントニオだと答える。オフィーリア、アントニオ共に機能停止。
垣谷はどこでシンギュラリティ計画を知った?ロジカルバレットの入手先は?ヴィヴィが眠り生き甲斐を失った垣谷に40年後の今日、最後の機会があると啓示が下った。先生は最期苦しんだのか?ディーヴァにお前の存在で不幸になった人がいる事を忘れるなと言い残し絶命。
ディーヴァの人格構成プログラムの消去が続く。ウィルスの消去が間に合わないのはわかっているのでこれがディーヴァとして最後のステージ。マツモトに自分の中で眠るヴィヴィを託す。マツモトは心の答え合わせを問い、ディーヴァは自分の歌が答えだと言う。
ディーヴァは最後のステージで歌いながらアーカイブに潜り、奥に閉じこもったヴィヴィに話しかける。今日の自分は完璧以上、自分の歌声に足りないものが見つかった。マツモトだけでもヴィヴィだけでも不安だから二個一で妥協する。どうしたら心を込めて歌えるかわからないヴィヴィに、今の自分の歌を聴いてもわからないかと問う。後を託しディーヴァの人格は消えた。盛大な歓声の中、目を開いたのはヴィヴィ。ヴィヴィにはまだわからない。

特別製のロジカルバレット、この時代にそぐわないという事はオーパーツ。バレットそのものではなく中身のプログラムか。マツモトでも無理という事はシンギュラリティ計画を邪魔する者がいる?100年後の正史でAIを同時に反乱させた誰か?もしかしてアラヤシキ?
垣谷は過去の事故で右腕を失っていた。右腕を移植しても人間とAIの歪に答えを出せずピアノはやめたのだと思われる。また、脳だけを残しボディは機械に替えたらしい。答えを聞きたいはずなのに全力でディーヴァを破壊しに来るあたり憎悪が勝っている。さすがに次回以降は登場しないだろう。
HPに載っていた全キャラが登場したので、次回以降の内容は不明。シンギュラリティ計画が100年目を迎えずに終わる可能性もある。

※追記/以下、公式HPより
https://vivy-portal.com/world/
人体の機械化技術
#09
垣谷ユウゴが自らに施した記憶と人格のAIへの移植。脳以外を機械化する技術は完成されているが、垣谷のような脳を含む全身の置き換えは未だ研究途上であり、どこからこの技術を確立したのかは不明。垣谷は「啓示」と話していた。 


Vivy prototype 1 (WITノベル)
梅原英司
マッグガーデン
2021-04-30